地域の中で、協力してくれる仲間・理解者を増やす為に、2011年に地域の担い手づくりシンポジウムを開催して今回で7回目になります。
この10数年の間で、蒲郡市においては高齢化や人口減少が進み、地域・家庭・職場という人々の生活領域における支え合いの基盤が弱まってきた傾向があります。さらには、コミュニティーで支えられてきた、子ども会の公園掃除と言った、地域の支え合い活動の継続も危機的状況になっています。そこで地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と資源、世代や分野を超えそれぞれの強みを活かしながら地域の課題を解決する「地域共生社会」の理念に基づく取り組みが改めて求められています。
しかしながら、各地域や属性により必要な資源は違い、その資源の活かし方、繋がり方がわからず、マンパワーに頼るような不安定な状況が続いています。そこで、全国で必要な資源の例と活かし方、人と人とが繋がるシンポジウムを設けることで、蒲郡市内、それぞれの地域と属性での活用に繋がり持続可能な地域づくりに発展するような、何か期待が持て気持ちが盛り上がる。そんな1日にしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。